専用WEBサイトの提供で、マルチバリューチャージサービスの導入がより簡単に! ~買取や返品におけるキャッシュレス決済の拡大に向けて~

ニュースリリース 経営戦略室
2020年10月02日

ヤマトシステム開発株式会社
令和2年10月2日

ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:阿波 誠一、以下YSD)は、12月1日から「マルチバリューチャージサービス」の導入を希望する事業者向けに、専用WEBサイトの提供を開始します。事業者はこのWEBサイトを利用することで、事前のシステム開発(API連携)が不要となり、スピーディーかつ安価にサービスを開始することができます。

1.背景

 ステイホームやテレワークを中心とした新しい生活様式が浸透する中、断捨離志向も高まり、リユース店舗に不要品を持ち込む生活者が増えています。各店舗では、レジ混雑の緩和や、現金受け渡し時の接触機会の低減のためにキャッシュレス決済の導入を進めています。

 YSDは、2019年11月に、中古品の買取や返品時に発生する事業者から個人のお客様への支払いを、お客様自身が希望する電子マネーなどで受け取ることができる「マルチバリューチャージサービス」の提供を開始し、リユース業界を中心に導入していただいています。しかし、リユース事業者がサービスを開始するためには、事前にAPI連携のためのシステム開発が必要なため、時間と開発費用を要していました。

 また、来店されたお客様は、物品の査定前に店頭であらかじめ希望する電子マネー等を選択し、IDなどの決済情報を告知する必要がありましたが、「店員にキャッシュレス決済のIDを伝えたくない」、「複数のキャッシュレス決済を利用しているので、査定額を見てから受け取る電子マネーを決めたい」などのご要望がありました。

2.概要およびメリット

 サービスの導入を希望する事業者にYSDが構築する「マルチバリューチャージサービス」専用のWEBサイトを提供することで、サービス開始における事業者側のシステム開発(API連携)が不要となります。

 また、これまで来店されたお客様が事前に登録する必要があった各種電子マネーの選択や情報入力を、査定終了後に送付されるSMSのURLから、お客様自身のスマートフォンで行うことが可能となります。

 今後、株式会社三洋堂ホールディングス様をはじめ複数社に導入いただく予定です。

 

 

マルチバリューチャージサービス サービス全体の流れ

 

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(1)事業者メリット

 

システム開発が不要となり、サービス開始までの時間を従来の約3分の1(※)に短縮し、システム開発費用を大幅に削減できます。(※当社の試算による)
来店者の店頭での手続き時間が短縮され、顧客満足度の向上とレジの混雑緩和につながります。

 

(2)お客様メリット

 

店頭での手続き時間が短縮されるとともに、店員に決済IDを伝えることなくWEBサイトから入力ができます。
査定額を確認してから、自身のスマートフォンで受け取る電子マネー等を選択できます。

3.提供開始日

 2020年12月1日(火)

4.利用費用

 個別のお見積りとなるため、以下【お問い合わせ先・事業者の方】までお問い合わせください。

5.今後の展開

 リユース事業者のみならず、事業者からお客様への支払いが発生するあらゆる業種・業態に対し「マルチバリューチャージサービス」の提供を展開していきます。

 また、電子マネーなど決済手段のラインナップを順次拡大し、お客様のさらなる利便性向上を目指します。

 

【参考】

日本初!企業からの支払いを好きなキャッシュレス決済手段で受け取れる「マルチバリューチャージサービス」の提供開始(2019年11月20日)

https://www.yamato-hd.co.jp/news/2019/20191120.html

お問い合わせ先

報道機関の方

ヤマトホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション戦略担当
03-3541-4141

事業者の方

ヤマトシステム開発株式会社
カードソリューションカンパニー:浦島
03-6333-0020

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