個人情報や機密情報の取り扱いの厳格化や、情報漏えい・紛失等の防止など、事業者は広範囲なセキュリティ対策が求められています。企業不祥事に対する視線はさらに厳しくなり、サイバー犯罪リスクに留まらず書類や電子媒体などの物理セキュリティ対策も重要視されています。

現在、機密性の高い商材や書類を特定の相手に送る場合、専用のカバンやケースなどの輸送資材を利用していますが、「所在確認や施錠・開錠者の管理を強化したい」「日常使用している輸送資材のセキュリティを高めたい」というお客さまの声にお応えし、既に事業者が所有する資材に取り付けるだけでセキュリティを向上できる「セキュリティmodule」を開発しました。

（１）事業者が既に所有している資材やケースに取り付けるだけで、セキュリティが向上します。

（２）3種類の開錠方法から利用シーンにあった最適な方法を選択できます。

　　①  携帯電話開錠：事前に登録した番号から開錠。

　　②  Web開錠：権限を持つ人のみが遠隔操作で開錠。

　　③  専用ICカード開錠：専用カードで開錠。

（３）GPSの搭載により、端末の現在地を把握できます。

（４）いつ・どこで・誰が開錠したのか利用ログの確認が可能です。

（５）異常な開錠が行われた場合にはメールでお知らせします。

既にお持ちの資材に制御部を同梱し、電子錠で施錠

　2018年度中に導入台数5,000セットを目指します。また、温度、湿度、衝撃、傾斜等のセンサー搭載による輸送追跡＋輸送物の状態監視などの機能追加を検討しており、物流のさらなる付加価値向上に貢献してまいります。今後、輸送以外の利用シーンも想定し、事業者並びに一般消費者のニーズの変化に対応する汎用的なセキュリティツールへの改良を進めてまいります。

以上

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