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2026年卒の方

社員インタビュー

T.K.

システム運用

T.K.理学部卒/2018年入社

ヤマト運輸の運送サービス向上の鍵を握る、
PP(ポータブル・ポス)の進化を担う。

システム運用

T.K.理学部卒/2018年入社

キャリアステップ

1

新人研修を経て、後半にはプロジェクトにプログラマーとして参画。

2

複数のプロジェクトに、サブプロジェクトリーダーとして参画。2年目の後半には、プロジェクトリーダーを経験。

4

プロジェクトリーダーおよびサブプロジェクトリーダーとして複数のプロジェクトに携わる。また、新機種開発の業務担当として、構想設計プロジェクトに参画。

T.K.

ヤマトシステム開発を選んだ理由を
教えてください。

実は元々は教職を目指していたのですが、その途中で、社会を知らない教員は好ましくないなと思い始めて、民間企業への就職活動を始めたんです。その時に真っ先に頭に思い浮かんだのが、学生時代にアルバイトをしていたヤマト運輸で、そのシステム開発を担っていることからヤマトシステム開発に興味を覚えました。というのも当時、セールスドライバー(SD)として使っていたPP(ポータブル・ポス:SDが携帯する端末)がとても気になっていて、その開発に携わることができれば面白そうだと思ったのです。一方で、少々不安に思ったのは、大学でIT系について学んでいなかったこと。ヤマトシステム開発の人事の方にそのことを伝えると、「研修がとても充実しているから、そこで勉強すれば大丈夫」との回答をいただき、それが最終的な入社の決め手になりました。入社後、希望通り、PPに関わるシステム開発を担う部署に配属。運送のノウハウを知ることができるぞ、と胸が躍りました。

T.K.

入社後、仕事をどのように
覚えていきましたか?

IT知識はほぼゼロでしたが、入社後のIT基礎研修ですぐにプログラミングに夢中になりました。“パズル感”が強くて楽しいし、自分の資質に合っていたんでしょうね。大学で学んでいた物理学よりは簡単だと思えましたし(笑)。1年目の後半には、PPの一つの機能を開発するプロジェクトにプログラマーとして参画。その開発内容はSDが手で行っていた作業を自動化するというもので、比較的小さめのプロジェクトでした。しかし、アルバイト時に自分が使っていた機能だったため、開発でやりたいことがすんなり理解できたし、これでSDが楽になるなと思うとやりがいがありました。一方で苦労したのは、協力会社のパートナーさんとの連携です。何度か認識の齟齬で開発が滞ることがあり、密にコミュニケーションを取らなければならないのだということを学びました。開発は2〜3カ月間で完了し、無事リリース。その後、今でも草野球チームで付き合いのある現役SDの方々と会い、「俺が手掛けました!」と自慢しました。

T.K.

その後、成長のきっかけになった仕事は何ですか?

入社2年目から、プロジェクトリーダーの先輩の下で、サブプロジェクトリーダーとして複数のプロジェクトに参画。そこでプロジェクトの流れや、開発フェーズごとのポイント、作成すべき資料など、ひたすらプロジェクトリーダーになるための勉強をしました。そして2年目の後半、早くもプロジェクトリーダーを任されることに。しかも、ヤマト運輸の全国の拠点で働く、アルバイトも含めた従業員の皆さんの勤怠管理をPPで行えるようにするという、大きなプロジェクトです。当時の自分にとっては難易度が高く、また、拠点の動きもわからなかったため、最初は戸惑いました。

しかし、ヤマト運輸の担当者と話をするうちに、現行の勤怠管理が想像以上に煩雑であることを知り、これは開発する意義が大いにあると腑に落ち、一層力が入りました。大変だったのは、それまで全くやりとりをしたことのなかったヤマト運輸の多くの部署の方々に話を聞きながら、勤怠に関するデータの流れを理解していくこと。しかしその分、ヤマト運輸の各部署の役割や業務の流れを知ることができ、また、人脈が広がったのは大きな収穫でした。そして、要件定義から設計、プログラミング、テストまで、自分で段取りを考えて開発を進めていき、予定通りリリースに至った時には、プロジェクトリーダーとしての能力がある程度身に付いたと実感できました。

今後、
どのように仕事とキャリアに
向き合っていきますか?

仕事をする上で私が大切にしているのは、人とのコミュニケーションです。ヤマト運輸の基幹システムは非常に大きく、それぞれのシステムを自分だけの力でつなげて考えるのは至難の技。そのため、どのようなシステム開発を行うにしても、多くの方々との連携が必須です。例えば、勤怠管理のシステム開発プロジェクトでは、ヤマト運輸の多くの部署の方々や協力会社の方々と信頼関係を構築できたことで、その後がずいぶん楽になりました。その後は他の開発プロジェクトでも、「この件に関してはこの人に聞けばいい」などとすぐに紐づけられるようになりましたし、今もプロジェクトで関わった方々とはコミュニケーションを積極的にとり、勉強できる環境づくりをするようにしています。また、プロジェクトリーダーとしてはメンバーと密にコミュニケーションをとることを大切にしています。風通しの良い環境で、和気あいあいと話しながら進めていく方が気持ちいいし、認識の齟齬も生まれません。自分が黙って仕事ができないタイプというのもありますが(笑)。
現在は、PPの新機種開発の業務担当として、構想設計プロジェクトに参画しています。まだ、構想段階なので詳しくは言えませんが、セールスドライバーの方々の負荷を格段に軽減できるような、これまでにない発想の新機種を生み出すことができたらと、今からとても楽しみです。将来ビジョンとしては、マネジメントよりもエキスパート、要は技術を使って考える方向へ行きたいと思っています。そのため、仕様書だけでなく中身のソースも読めるよう、継続してプログラミングの勉強をしています。入社前は「社会を知ってから教員になる」と考えていましたが、その道は遠のきつつあります。ヤマトシステム開発での仕事は想像以上に楽しかったし、今もやりがいを持って仕事に取り組むことができていますから。