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社員インタビュー

システム開発
R.K.情報通信学部卒/2022年入社
現場視点と細部へこだわることで、
よりシステムをより便利にしていく。
システム開発
R.K.情報通信学部卒/2022年入社
キャリアステップ
1
新人研修を経て、クレジットカードの加盟店支援のチームに所属する。VBAやVB.NETというプログラミング言語を用いて簡単なシステム開発を担当する。
2
Web系のシステム開発チームに所属し、加盟店がクレジットカード決済端末を一括管理するWebシステムの開発に携わる。
3
「証明書類Web取得サービス」の開発運用を担当。銀行口座やクレジットカード申し込み時の身分証明書確認を効率化するシステムで、セキュリティ基準に準拠した環境下で運用を支える。

現在の業務について教えてください。
現在はシステム開発エンジニアとして、Web系のシステム開発を行うチームにいます。渡しが主に担当しているのは「証明書類web取得サービス」という、自社で開発・運用しているシステムをで、このサービスは銀行口座やクレジットカードの申し込み時に必要となる身分証明書(運転免許証など)をデジタルで確認できる仕組みになっています。お客さまがスマホやPCで身分証を撮影・アップロードし、そのデータを安全に管理するためのシステムを開発しています。セキュリティ面でも非常に厳しい基準をクリアしており、「PCIDSS」というクレジットカード業界のセキュリティ標準に準拠した環境で開発・運用されています。そのため、高度なセキュリティ知識が求められる一方で、非常に重要な業務に携わっているという責任感とやりがいを感じています。

ヤマトシステム開発を
選んだ理由を教えてください。
大学時代にプログラミングを学び、システム開発系の会社を中心に就職活動を進めていました。その中で、就職サイトで偶然目に留まったのがヤマトシステム開発です。説明会に参加した際、「ITで未来に笑顔」というスローガンに深く共感し、入社を志望するようになりました。大学時代には、プログラミング言語を使って自分が所属していたサークルのシステムを開発した経験があり、そのシステムが仲間たちの役に立つ姿を目の当たりにしたとき、大きな喜びを感じました。この経験から、自分の作ったものが人々の生活を支えたり、便利にしたりすることに魅力を感じており、ヤマトシステム開発のスローガンがまさに自分の価値観に合致していると感じたのです。
また、企業研究を進める中で、ヤマト運輸のシステム開発を中心に事業を展開するだけでなく、企業向けシステム開発も手がけていることを知り、その幅広い業務内容に魅力を感じました。さらに、会社説明会で聞いた社員教育の充実度や、安定した事業基盤も入社を決意する大きな要因となりましたね。

入社後、仕事をどのように覚えていきましたか。
入社後の約4か月間は、新人研修で開発に必要な技術やスキルを集中的に学びました。特に社内独自のフレームワークを用いたトレーニングが印象的で、既存のコードやサンプルを参考に、実際に手を動かしながらシステムを構築する過程を経験しました。外部情報に頼れない独自仕様のフレームワークに戸惑うこともありましたが、マニュアルを徹底的に読み込み、試行錯誤を繰り返すことで徐々に理解を深めていきました。
研修後はOJTを通じて実務に入り、単にシステムを動かすだけでなく、ユーザー視点に立った設計や、効率的かつ安全なコードを書く重要性を学びました。例えば、コードレビューやテスト工程を経験する中で、システム開発の品質向上には細部への配慮が欠かせないことを実感しましたね。また、業務を進める中で先輩方からの指導を受け、現場でしか学べない実践的なスキルを身につけることができました。
成長のきっかけとなった
仕事を教えてください。
私にとって成長の転機となったのは、2年目に携わった商品券管理システムの開発プロジェクトでした。このプロジェクトでは、商品券に印刷されたQRコードをカメラで読み取り、データベースに登録して管理する仕組みを構築することが求められました。しかし、開発当初はQRコードの読み取り速度が遅く、システムの実用化が危ぶまれる状況でした。そこで、大学時代に学んだ画像処理の知識を活かし、読み取り速度を大幅に向上させるアルゴリズムを開発しました。この取り組みは、試行錯誤の連続でしたが、結果的にプロジェクトチーム全体から高く評価されました。特に、直属の上司から「この仕事を任せてよかった」という言葉をいただけたことは、私にとって大きな自信となり、技術者としての成長を強く実感する経験となりました。
このプロジェクトを通じて、単に技術的な問題を解決するだけでなく、スピードや精度といった実務上の要件を満たすための取り組みが、どれほど重要かを学びました。また、自分の提案や努力がチーム全体の成果に結びつくことの喜びを味わい、「もっと良い提案ができるようになりたい」とエンジニアとして勉強する意欲が高まりましたね。
仕事の醍醐味や楽しさ、
今後の展望について
教えてください。
私にとって仕事の醍醐味は、自分の提案やアイデアが形になり、それが実際の業務やユーザーの役に立つ瞬間を感じられることです。特に、自分が担当したシステムがリリースされ、現場でスムーズに運用されている様子を見たときには、大きな達成感を得られます。最近では、プロジェクトの初期段階で「この設計では柔軟性に欠けるのではないか」と提案し、データベース設計を見直すことでシステムの使い勝手が大幅に向上しました。その提案が採用されたとき、チームの一員としての責任感とやりがいを改めて感じましたね。
一方で、仕事の大変さを感じるのは、複数のタスクを並行して進めるときや、スケジュールがタイトなプロジェクトに携わるときです。優先順位を見極めて進める必要があり、時には急な仕様変更への対応も求められるため、時間管理や柔軟な対応力が試されます。しかし、こうした経験を重ねることで、自分の成長を実感する場面も多く、課題を乗り越えた後の達成感が次へのモチベーションにつながっています。
今後の展望としては、より上流工程に携わり、プロジェクト全体を俯瞰しながら進めていけるポジションを目指しています。現在はコードを書く立場が中心ですが、将来的にはプロジェクト全体を管理するマネジメント職にも挑戦したいと考えています。また、技術者としてのスキルも磨き続け、最新技術の導入やチームの技術力向上にも貢献したいです。これからも挑戦を続けることで、さらに多くの人に価値を届けられるエンジニアを目指していきたいと思っています。