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社員インタビュー
インフラ運用
M.N.工学部卒/2013年入社
通信ネットワークの構築には、
視野の広さと柔軟な設計思想が必要です。
インフラ運用
M.N.工学部卒/2013年入社
キャリアステップ
1
新人研修・システム本部研修を通して仕事の基礎を学ぶ。
2
インターネット設備の運用に従事。
6
ヤマトグループネットワーク(イントラネット)の設計・構築・運用。
8
データセンターネットワークの設計・構築・運用。
ヤマトシステム開発を志望した理由を
教えてください。
元々ギターとベースが趣味で音響に興味を持ち、音響が学べる大学に進学しました。ところが入学と同時に音響ゼミの先生が退職され、1・2年次は通信の基礎を学び、3年次からはMRIの音を軽減する、磁石を持たないイヤホンを研究するゼミを選択しました。その関係からイヤホンメーカーを志望していたのですが、もっと広い視野で就職活動をした方がいいというアドバイスを受け、通信関連業界を広く訪問しました。
最終的にヤマトシステム開発を志望したのは、通信系(インフラ)の仕事だけではなく、システムの開発や運用も一貫して行っているため、通信専門の会社よりも得られる知識や経験が増えると考えたためです。今後のキャリアを考えたとき、通信事業だけに従事するよりも、より広い分野にチャレンジできる環境の方が可能性が広がると考えました。
現在の仕事内容について
教えてください。
東京都内のデータセンターで、ヤマトグループやヤマトシステム開発のサービスを利用しているお客さまのネットワーク設計・構築・運用を行っています。その中で私は、ヤマトグループに関連するデータセンター内のネットワークの設計・構築・運用を担当しています。
ネットワーク構築の起点は、①新しいサービスを開始するために新規に構築する場合、②既存のネットワークが老朽化し再構築する場合、の2パターンがあり、私は後者のケースを主に担当しています。
ネットワーク構築の手順は、まずネットワークに求められる要件を精査することから始まります。どのようなサービスに利用されるのか、どのくらいの通信速度や容量、セキュリティレベルが求められるのかを見極め、その要件を満たすサーバや機器を選定します。次に電源設計やラックの構成を行い、サーバとパラメーター設定を終えたルーター、スイッチ、ハブ等の機器を結んでいきます。既存のネットワークでテストを行ったあと、問題がなければサーバを新たなネットワークに切り替えます。その後、運用のための監視設定などを行い、ようやく実際の運用がスタートします。ひとつ当たりのネットワーク構築は規模にもよりますが、着手から1年、場合によっては2〜3年かかるものもあります。
これまででいちばん印象に残っている案件は?
入社して2年目に初めて構築したネットワークです。これはヤマト運輸の直営店に設置されているネコピットと呼ばれる端末を、インターネットを通してWebサイトにつなぐという案件でした。eラーニングなどの動画配信に利用しても通信が逼迫しないよう、システム負荷を軽減するオフロード機能を組み込んで設計されたネットワークだったのですが、当初、店舗での評判は芳しいものではありませんでした。ネコピットはお客さまが利用される端末なので、営業時間中に社員が利用することはできません。つまり、無駄な機能だというのが低評価の理由でした。
しかしその後、新型コロナ感染症の影響もあってネコピットを利用したeラーニングの需要は急増し、結果的にネットワーク設計の正しさが証明された形になりました。
正直なところ、入社2年目の私は初めて任されたネットワーク構築を最後までやりきったという達成感、満足感しかなかったのですが、実際に設計した上司は、将来の需要までを見通したうえでネットワークのあるべき未来を描いていたのです。私はそのことに衝撃と感銘を受け、今後自分が設計するときには視野を広く持ち、柔軟な設計思想を持たないといけないと実感し、今も自分なりに貫き続けています。
現在の目標、
将来ビジョンを
教えてください。
インフラ系の仕事に共通することだと思いますが、私たちは縁の下の力持ち的な役割です。ネットワークは障害なくつねに正常に機能していることが当然で、お客さまや業務部門に評価されることも多くありません。しかし、その“あたりまえ”を維持するのはなかなか大変で、複数のシステムで共有しているネットワークをメンテナンスする際は関係各所と調整を行う必要がありますし、サーバの切り替えや新ネットワークへの接続、メンテナンスは夜間に行われるので、夜勤もあります。もちろん障害発生時には復旧まで帰れませんし、サイバー攻撃を受けるたびに安全性の確認が必要です。それでも、自分が構築した仕組みがビジネスやサービスを支えていることに、私は喜びとやりがいを感じています。
今後のキャリアについては、技術職、ネットワークのスペシャリストをめざしたいと考えています。ネットワークはもはやビジネスに欠かせないものだけに、データセンターにいるとヤマトシステム開発のビジネスの全体像がわかります。ネットワークの構築と運用を通して会社や社会を知るというのも、この仕事の面白さのひとつかもしれませんね。