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未来の動かし方
ヤマトシステム開発が手掛けているのは、
物流システムだけではありません。
あらゆる業種のシステム開発に事業領域を広げ、
“未来のあり方そのもの”を動かし続けているのです。
ここでは、そんな私たちの事業の広がりと身近な活用事例をご紹介します。
ヤマトグループ内外のさまざまな領域でシステム開発を担っています。
今後も領域をさらに拡大し、未来を動かし続けます。
ヤマトシステム開発が担うもっとも身近なシステムと言えば、やはり、ヤマト運輸の宅急便を支える「NEKOシステム」です。
ここでは、NEKOシステムがどのような進化を遂げてきたのかを、簡単にご紹介します。
既存の路線・通運事業の運賃計算用オンラインシステムとして誕生し、拠点での専門入力に使用。「ラベラー」で貼ったシールで件数・入金の管理をしていましたが、宅急便の取扱個数が年間1,000万個を超えた頃には作業量が膨大になり、コンピュータ開発が急がれました。
宅急便のシステムを構築し、ペン型バーコードリーダー付きの専用端末機「NEKO-POS」を開発。送付情報、異常報告などが読み取れるようになり、作業効率が向上。日本全国の宅急便オンライン情報網が完成しました。
携帯端末「ポータブルポス(PP)」を開発。全セールスドライバーが持ち、訪問先で情報を入力できるようになったことで、「NEKO-POS」の入力作業時間の短縮と入力漏れなどが防げるようになりました。
コンピュータに不慣れなセールスドライバーでも簡単に使えるように改良され、タッチパネル式に。訪問先で領収書発行が可能になったほか、セールスドライバー、取扱店、お客さま用の3種類のICカードを導入し、軒先で完結できる業務が増えました。
シールを出力するプリンタとポータブルポス(PP)が別端末となり小型化。バーコードをレーザーで瞬時に読み取れるようになり、業務効率がアップしました。
「お客さまの生活を便利にすること」を目的に開発。携帯電話を利用したデータ自動アップロードにより、リアルタイムの配達情報確認が可能に。またクレジットカード決済も可能になりました。
配送情報がデジタル化され「クロネコメンバーズ」のサービスと連動。電子マネー決済(フェリカ技術)も可能になりました。
タブレット端末を導入。電子住宅地図や集配状況・集配ルートを可視化できるようになりました。通信のリアルタイム化により、集配依頼データの即時配信が可能になりました。