導入事例

共同利用型明細書Web通知サービス

三菱電機クレジット株式会社様

三菱電機クレジット株式会社様

事業内容

割賦販売業務、賃貸業務(リースおよびレンタル)など

課題

・運用コストの見直しが必要だった
・セキュリティレベルの高度化への対応が必要だった
・会員様への情報提供方法の見直しが必要だった

導入効果

・コストの削減
・セキュリティレベルの確保
・会員様へのタイムリーな情報提供

事例概要

三菱電機クレジット株式会社 様

三菱電機グループのファイナンス会社である三菱電機クレジットは、同グループ社員やOB・OGを会員とする『メルコクラブカード』を運営しています。このほど、『共同利用型明細書Web通知サービス(以下、Web明細サービス)』を導入し、セキュリティの大幅な向上とともにコスト削減への道を開きました。第三事業部事業推進部長 椙山明彦氏、同業務課長 坂田真奈美氏、情報システム部次長三浦一浩 氏、同開発グループマネージャー 石井伸夫氏にお話を伺いました。

 

目 次
導入の背景 ヤマトシステム開発の提案を採用した理由
・『機能・費用・セキュリティ』すべてを高水準で満たす運用形態を模索 ・コスト構造とセキュリティレベルを大幅に改善
サービス導入後の効果と今後の期待 当社営業担当より
・クレジットカード運用効率化をサポートする他サービスへの展開も期待 ・PCIDSS V2.0完全準拠のセキュリティや大幅なコスト削減効果、これまでの導入実績などをご評価いただき、採用となりました。

三菱電機グループ唯一のファイナンス企業として

まず、三菱電機クレジットの事業内容についてお教えください。

三菱電機およびグループ企業が提供する商品やサービスにリースやローン、クレジットといったファイナンスを付与するビジネスを手がけています。三菱電機は、家電製品からファクトリーオートメーション機器まで幅広く手がけていますので、個人から法人まで当社が対応する領域は広範に及びます。特に強みを発揮しているのは、マンション管理組合様向け外壁、給排水設備やセキュリティ、エレベーターのリニューアルといったマンション共用部分の大規模修繕工事への対応の分野です。
また、三菱電機およびグループ企業の福利厚生の一環として、社員やOB・OGを対象に現在は約6万人を会員とする『メルコクラブカード』を発行・運営しています。三菱電機製品の社内販売サイト『お買い物広場』や社内売店窓口、保養施設、その他団体扱保険契約の保険料の支払いなどに利用できます。

『機能・費用・セキュリティ』、すべてを高水準で満たす運用形態を模索

第三事業部事業推進部長
椙山明彦氏
第三事業部事業推進部長
椙山明彦氏

三菱電機クレジットでは、ヤマトシステム開発(YSD)の『Web明細サービス』を導入されました。その経緯をお教えください。

『メルコクラブカード』会員向けのサービスとして『Web明細サービス』を導入しました。それまでは、自社で『メルコクラブカード会員専用サイト』を開設・運用し、そのサイト内で独自のWeb明細サービスを展開していました。このサイトは2014年3月までにインフラをリプレイスする計画だったのですが、専用サーバの「運用コスト」が元々課題だったことに加えて「セキュリティレベルの高度化」への対応が浮き彫りとなっていました。
セキュリティレベルの高度化についていうと、世間でのインターネットセキュリティに対する要求水準は年々高くなっており、特に金融・カード系のシステムはお客様の個人情報を扱うので、それにふさわしい十分な対応を図る必要があります。『メルコクラブカード会員専用サイト』は開設6年目を迎えており、一昨年に受けた検査で指摘された問題点の改善に相当な費用を要し、今後も毎年のように進化する基準に都度対応するには、膨大な運用コストがかかってしまうことが想定されます。
そこで、セキュリティレベルが高く、バージョンアップごとにコスト負担の必要がないASPサービスがあるのではないかと探してみることにしました。

情報システム部次長
三浦一浩氏
情報システム部次長
三浦一浩氏

YSDの『Web明細サービス』はどこで知ったのでしょうか。

YSDとは以前からクレジットカード業務でお付き合いがあり、今回の件を相談してみたところ、『Web明細サービス』をご提案頂きました。そこでさっそく5年スパンでの開発と運用のコストを試算してもらいました。当社では、同様のソリューションを手がけるシステム会社など4社にも声をかけて見積もりを取るとともに、既存のサイトをリプレイスするコストも算出しました。

比較した結果はいかがでしたか。

まず、開発・運用のコストが抑えられる点でYSDがきわめて有利でした。
他社の提案は、汎用的に使えるASPサービスをカードの明細表示に転用するというものばかりで、機能的に物足りない点が多くありました。そして、それを当社の要求水準のものにカスタマイズすると、全体のコストや手間は結局自社開発とほとんど変わらなくなりました。
一方で、YSDからは初期費用を相当安く抑えた提案を頂きました。加えて既存のWeb明細サービスでは法対応がカバーしきれないために紙の利用明細書の郵送を併用していましたが、その対応もしてもらえるので郵送コストの削減が期待できました。結果、コスト面でYSDの提案に惹かれました。

国際セキュリティ基準PCIDSS V2.0に完全準拠 今後のバージョンアップにも対応

第三事業部事業推進部業務課長
坂田真奈美氏
第三事業部事業推進部業務課長
坂田真奈美氏

コスト以外の要素はいかがでしたか。

何といっても決定的だったのは、そもそもリニューアルの要因となったセキュリティのレベルが高く、且つ将来にわたり担保されていた点です。
YSDは、世界最高レベルといえる国際的クレジットカード業界のセキュリティ基準であるPCIDSS V2.0に完全準拠しています。この完全準拠にはソフトだけでなく、ハードや運用といったインフラについても大きなパワーをかける必要があるため、当社のみで対応するには限界があります。例えば、「安全なネットワークインフラが構築され維持されつづけていることを保証するには…」といったものから「システムの安全性はどれだけの人的コストをかけて、どういった監視をしなければならない」といった運用プロセスに関するものまで、PCIDSSは数百の基準項目を定めています。また、PCIDSSは逐次バージョンアップされ続けるため、都度システム側での対応が必要となるのですが、YSDは過去8年間、完全準拠を続けています。
こういった対応に必要なコストについて、YSDのサービスは共同利用型なのでコスト分割がなされ、大幅に削減できる点にメリットがあります。
また、共同利用という点ですが、これまで19社が利用しているという実績があったのも大きかったです。信頼の証だと思いました。
それ以外の機能面でも、既存のシステムでは拡張性に乏しかったのですが、必要な機能が揃っていることも魅力的でした。

導入プロセスでのYSDとのやりとりで、何か印象に残るエピソードはありましたか?

実際には当社とYSDとで、受け渡すデータのレイアウトに違いがありました。共同利用型サービスなので当社がYSDに合わせるのが前提となるのは承知していましたが、YSDは柔軟に対応してくれ、当社の手間をかなり軽減してくれたのはありがたかったです。 

コスト構造とセキュリティレベルを大幅に改善

情報システム部開発グループマネージャー
石井伸夫氏
情報システム部開発グループマネージャー
石井伸夫氏

サービス導入による、会員様や運営側へのメリットはどういったものでしょうか。

必要な情報をタイムリーに提供できるようになることです。従来、当社から会員様へのキャンペーンやセールなど様々なお知らせは、2ヵ月に1回作成する“メルコクラブニュース”を利用明細書に同封するか、同ニュースをWebサイトに掲載する形でしか提供できていませんでした。それが、いつでも必要な時にメールで一斉に発信したり、サイトで情報提供したりできるようになります。また、個人情報の変更画面なども洗練された見やすいものになります。会員様にはOB・OGも多く、画面上の操作・見やすさに少しでも難があると使ってはいただけません。それが簡単でわかりやすいものになることで、利用頻度が高まることが期待できます。
それと、これまで何らかのセキュリティ上のトラブルや事故が起きたことはありませんが、PCIDSSという最高レベルのセキュリティを確保できたことで、今まで以上に自信を持ってサービスを運営できるようになると思っています。
我々のメリットをまとめれば、コストを削減しセキュリティレベルを大幅に改善することで、カード事業のブラッシュアップを期待できるということです。

クレジットカード運用効率化をサポートする他サービスへの展開も期待

今後の課題についてお聞かせください。

『メルコクラブカード』の有効期限は5年間で、会員数は現在約6万人ですが、現状Webに登録しているユーザーは1万7000人ほどです。その内、『利用明細はWeb上で確認するから紙の明細書を送る必要はない』と登録した人は2000人ほどです。まずはこの数を増やすことが大きなテーマです。利用率向上は、コスト削減の上で今後の大きな課題となります。YSDの『Web明細サービス』への切替は、旧サイトのイメージを一新させる大きな第一歩だととらえています。

 さらに、Webでカードの申し込みができるサービスや、カード会員様へのカード配送など、YSDには『Web明細サービス』以外にもユーザーの利便性向上や我々運営サイドの効率化に直結するいろいろ便利な会員プラットフォームサービスがそろっていますので、今後も検討していきたいと思っています。

三菱電機クレジット様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 取材日時 2013年11月
三菱電機クレジット様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 取材日時 2013年11月

担当者からひとこと

当社営業担当 辺見 当社営業担当 辺見

三菱電機クレジット様には、PCIDSS V2.0完全準拠のセキュリティや大幅なコスト削減効果、これまでの導入実績などをご評価いただき、採用となりました。

今後、『Web明細サービス』のユーザー様を増やして一層のコスト削減をご支援したいと考えています。

また、本サービスに対するご意見や周辺情報など、カード会社様の声は常に漏らさず受け止めてサービス改善に反映させたいと考えていますので、引き続きお付き合いいただければと思います。

当社担当SE 田中 当社担当SE 田中

ご採用決定後、導入までを担当致しました。会員情報などのデータのレイアウト形式が、三菱電機クレジット様のものと当社所定のものが違っている部分があり、その調整が大きな業務になりました。できるだけ三菱電機クレジット様のデータを生かす形での変換を工夫し、あまりご負担がかからないように対応できたと思います。

それはご担当者様が気さくに接して下さり、何かあってもすぐにコミュニケーションを図り対応できる関係を構築できたことが大きな要因だと感じています。

お客様ご紹介

三菱電機クレジット株式会社 様

会社名

三菱電機クレジット株式会社 様

設立

昭和45年2月16日

本社所在地

東京都品川区大崎1丁目6番3号

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