導入事例
導入事例
川魚・ピーナツの佃煮製造・販売
・顧客情報をデータ化し、保存したい
・配送伝票・請求書等の作成にかける時間を減らしたい
・インターネット通販を開始したいが、ECショップを作るノウハウがない
・販売履歴等をデータ化することで、売り上げ目標を立てやすくなった
・事務作業が効率化され、繁忙期でも業務がスムーズに
・日本全国から新規の注文が来るようになり、販売量がアップ
利根川、霞ヶ浦の南に位置し、古くから水郷地帯として有名な佐原は佃煮の本場。
麻兆(あさちょう)様は、佐原で大正時代に創業し、90年を超える歴史を持つ佃煮の老舗です。川魚のすずめ焼きをはじめ、鰻しぐれ煮、鯉の姿煮、佃煮風ピーナッツなど、こだわりの天然素材と秘伝のタレから作られる佃煮はまさに逸品。
今回は、麻兆三代目の金子ご夫妻にお話をお聞きしました。
ヤマトシステム開発さんの「産直くん」を導入しようと決めたきっかけの1つに、東日本大震災がありました。地震の揺れで伝票がバラバラになってしまって、お店の帳簿やデータを残しておけないのは将来的にも不安だと感じたのです。
宅急便で取引のあったヤマト運輸さんのチラシで、お客様の情報管理ができて、宅急便伝票・請求書などの作成、発行もできる「産直くん」の説明会があると知り、参加しようとカレンダーにチェックしていました。すると、ちょうどいいタイミングで担当者さんが挨拶に来てくださったのです。
はじめは「難しいのかな?」と思っていたのですが、何度も担当さんが来てくださって、わかりやすく使い方を教えてくださったので、その熱意にも背中を押されてシステムを導入することにしました。
以前から、電話やハガキでの注文は来ていまして、「そろそろインターネットを使った通販を取り入れたい」という想いがありました。
他の会社さんとも比較検討しましたが、「産直くん」の顧客データがそのまま使えることと、コストが安いことから、ヤマトシステム開発さんの「e-ネコショップ」を利用しようと決めました。
宅急便がスタートした40年ほど前から、私たちが作った佃煮を大切にお客様に届けてくださるヤマト運輸さんとの信頼関係も契約を後押ししてくれた理由ですね。
ヤマト運輸さんとのお付き合いは、40年ほど前、三代目である私が麻兆で働き出した頃にさかのぼります。日本全国のお客様へ向けて、丹精込めて作った佃煮を大切に届けてくださるヤマト運輸さんだからこそ、通販事業も安心して任せられると思いました。
「お客様の購入履歴や配送先を管理できるシステムがあったら便利だな」と思っていた時に、絶好のタイミングでヤマトシステム開発の担当者さんから「産直くん」を勧められたことと、担当者さんの熱意が導入を決めたきっかけでした。
インターネット通販には、クレジットカード決済が欠かせませんよね。お店ではまだ導入していないのですが、e-ネコショップでしたらクレジットカード決済が行えるということも大きなポイントでした。
「産直くん」の導入で一番大きかったのは、商品発送の宛名書きや請求書作成、商品管理などの事務作業が圧倒的に減ったことですね。12月の繁忙期には普段の5倍くらいの作業量になってしまい、閉店後も残業していることが多かったのですが、今ではかなり楽になりました。
過去の売上個数をデータ化できる機能も経営に役立っています。毎年、リピートして買われるお客様も多いので、今月はこの商品をどれだけ作ればいいのかという目安にすることができ、商品ロスも減らせています。
e-ネコショップでインターネット通販を始めてうれしかったのは、やはり店舗に来たことのない新規のお客様にもご注文いただけることですね。これからも、もっと日本全国の方に麻兆を知っていただいて、天然素材と製法にこだわった本格的な佃煮をお届けしていければと思います。